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決して断ち切ることができない関係

[絆し(ほだし)]
馬の脚などをつなぐ縄
足かせや手かせ
自由を束縛するもの

[絆(きずな)]
馬・犬・鷹など、動物をつなぎとめる綱
断つにしのびない恩愛、離れがたい情実
ほだし・係累・繋縛
                -広辞苑-

動物をつないでおく縄が、人の心のつながりに使われるようになる過程には、まず、動物と人間の関係に由来する。
日本において、馬・犬・鷹などは、食用としてではなく、人間と共に働く動物であり、ほとんどの場合、それらは死ぬまで家族同然に扱われる。

人間関係を指す「絆し」という言葉は、「古今和歌集」にもみられるが、庶民が好んで使うようになったのは江戸時代といわれている。
「絆」「絆し」とは、親や兄弟など、自分の意志では断ち切れない関係(血縁など)、死後も続く関係において用いられる。
例えば、親兄弟と絶交したとしても、血のつながりを消すことはできない。
夫婦の場合、生きている間には使われない。
『心中尽く(しんじゅうずく)』相手への信義、愛情を貫くこと。
互いに「心中尽」した結果を「絆」という。

永遠に切れない関係にのみ使われる言葉である。

それは、多くの現代人にとって、「絆」「絆し」は自由を束縛するわずらわしい人間関係でしかない。
にも関わらず、多くのメディアで「絆」という言葉が使われる。
人間同士の関係が希薄になっている現代社会における「絆」は、縄や綱ではなく、切りたい時にいつでも切れるような糸一本のつながりを意味しているように思える。

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