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サフィズム

 かつて、女性同性愛者を意味するレズビアンと同義に使われたサフィストやサッホマニアの心理を「サフィズム」と呼んでいた。

 サッフォー、或はプサッポー、サッポー(紀元前7世紀末-紀元前6世紀はじめ)は、古代ギリシア史上最も著名な女流詩人でもある。

 女性同性愛者を指す「レズビアン」の語源はギリシアのレスボス島に因む。
 この島に住んでいたサッフォーが、少女の教育を担っていたと考えられる宗教的女性結社の指導者で、アプロディタ女神への讃歌や官能的な恋愛の詩を多数作ったことから、後世、女性同性愛者とされたことに由来する。
 しかし、古代ギリシアの伝説では、サッポーは美青年への恋に失恋したため、崖より身を投げて自殺したともされ、またその作品からしても、同性愛であったかどうかは疑問である。
 「サフィズム」は、同じく女性同性愛を指して用いられるが、対象が思春期以下の少女の場合に用いられることが多い。

 レズビアンは、日本では「レズ」という略語が用いられるが、歴史的に含まれた侮蔑的ニュアンスを嫌い、意図的に「ビアン」と略す場合もある。
 現在、「S」というと「サディスト」を指すが、20世紀前半までは「S」といえば「サフィスト」の略として、女性同性愛者を意味していた。
 一般的には、性的指向としての女性の同性性向者の場合にレズビアンを用い、美的指向としての女性の同性指向者の場合にサフィストを用いる。
 つまり、思春期の女性が同性に惹かれる場合、相手は性的欲求の対象としてではなく、美に対する憧れの対象としてなのである。
 サフィズムは、性的指向に目覚める以前、思春期以下の年代の女性には珍しいことではなく、この感覚は同年代の男性においても同じであると考えられ、いわゆるリビドーの一種であるが故に恋愛感情と誤認しやすい。
 通常、サフィズムは、思春期以降に「昇華」してその人の美意識の一部となる。
 現在では女性同性愛者はレズビアンと呼ぶのが一般的で、サフィズムが使われることはほとんどなくなったのは、それが女性特有のものではないと考えるからである。
 
 男性の性同一性障害やロリータ・コンプレックスなどは、男性におけるサフィズムを原因とする場合が多いとされる。
 俗にいう女装マニアは、男性におけるサッホマニアの一例とする考え方もある。
 これらは、本来「昇華」されるべきサフィズム(リビドー)が「固着」したものと考えられ、思春期以降で特に性的な色合いが強いものに「サッホマニア」という呼び方をされる場合もある。
 
 また、一般的に年齢の低い女性ほど女性的な顔立ち(俗に中性的といわれる)の男性を好む傾向が強いのも、サフィズムによる傾向である。

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