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捕縄術(とりなわじゅつ・ほじょうじゅつ)

一般的に、縄または縄状のものを用いた武術を総称して縄術(じょうじゅつ)という。
そこから拘束に特化したものが捕縄術(とりなわじゅつ・ほじょうじゅつ)である。
また、拷問や刑罰に用いられる特殊な結び方を総称して緊縛(きんばく)と呼ぶ。
緊縛には、斬首や磔などの際の拘束を目的とした結び方から、指を壊死させ切断するための結び方などが含まれる。
厳密に言えば、緊縛に属する結び方、その名称は流派によって異なるから、緊縛の定義は難しい。
歌舞伎や芝居・浮世絵などでは、捕縄術が使われたわけではなく、胴体を数重に巻く程度であり、それは現代の時代劇にも継承されている。
つけ加えると、捕縄術は他の武術同様に、その技は口伝で継承され、外部には秘密とされるから、浮世絵などで詳細に描くことはできなかったのである。

江戸時代の縄師は、女性の美を表現することに目的があるのだから、罪人を拘束するような技を用いることはないが、結び方や絞め加減などにおいて、捕縄術の心得があったことがうかがえる。
実際のところ、縄師の存在やその縛りに関する史料はあるが、量的にはわずかで、いつ頃、何人というような詳細はわからない。
幕末から明治にかけて月岡芳年が描いた「無惨絵」は、歌舞伎や芝居を題材としたものであるから、当然捕縄術とは異なる。

余談であるが、明治初期には、警察官と刑務官以外が人を縛ることは法律で禁止されており、警察官と刑務官では、元になった捕縄術の流派が異なっていた。
ちなみに、手錠の普及で捕縄術は使われなくなったが、護送の際の腰縄にその名残がみられる。

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