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耽美なるもの

[耽美主義]
道徳的功利性を廃して美の享受・形成に最高の価値をおく立場
生活を芸術化して官能の享楽を求める

一般的に、耽美主義は19世紀後半のイギリスやフランスで起こった文芸思潮を指すが、美術の世界での耽美主義的な発想は、人間の肉体への美を描こうとするものであった。 
古典的な絵画において、肉体の美を描く、すなわち裸体を描く場合、描かれたのは神の姿としてであった。
実際に描かれたものが人間の裸体をモデルとしたものであっても、それが神の姿を描いたものとなれば、情欲の対象とはならず、純粋な美として鑑賞され、それが神への信仰につながるということである。
これが美術における道徳的功利性である。
※功利性とは、他の目的の実現に役立つこと。

故に、耽美主義的な発想(特に美術において)とは、神の姿としてではなく、人間そのものの肉体の美として描こうとすることである。

しかし、20世紀の[耽美主義]は、表面的には肉体の美を主張しながら、実態として性欲の対象として扱うことで大衆化し、もはや本来の「耽美主義」とは違うものである。

[唯美主義]は、もともとは[耽美主義]と同一であったが、変質した[耽美主義]と一線を隔し、あくまで性を対象とせずに、美そのものを描こうとする立場として区別される。

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