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秘すれば花

美意識とは、人が美しいと感じる心の働きであり、美しいと感じる対象は個体差が大きく、時代、地域、社会、集団、環境などによって、自然と対峙するか、自然と調和するかなど、その美意識は大きく異なる。

欧米では、華美な装飾や対称の美しさを核とし、自然と対峙する人工の美をその美意識の中心においている。

一方で、日本人の美意識は、自然と対立せず、むしろ自然に溶け込むこと、例えるなら侘(わび)、寂(さび)に代表される朽ち果てゆくものへの素朴な同調などが基調になっている。
故に、生と死が繰り返される自然のプロセスの中で、それが全く同じにはならないということを意識した時、「一期一会」の精神も生まれた。
世阿弥は、それを「秘すれば花」と表現し、全体的調和を重んじ、自己主張を抑制することによってかえって受け手の想像力を刺激し、日本人特有の奥深い表現を成しえるとした。
受け手の想像力を日本語では「思いやり」という。

縄師の縛りも、そうした日本人の美意識を反映したものである。

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